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我が家の初めての高校受験。受験・入学にはこれだけのお金がかかりました【体験談】

【体験談】我が家の初めての高校受験。受験・入学にはこれだけのお金がかかりました。

2020年度に、我が家の初めての『受験』を体験することになりました。

公立の学校へ進学してくれるということで、大きなお金が動くことはないだろう…そう思っていましたが…。

思っていたより、だいぶ大きなお金が動くんだな…と驚いた卒業シーズンとなりました。

具体的に何にいくらかかったのかも含めて、当時の想いとともにご紹介します。

目次

受験準備にかかる費用の大部分がコレ

高校生ともなると、早々に塾に行っているご家庭がほとんどではないでしょうか。

でも、我が家は受験時期の中学3年生の10月から塾に行き始めました。(遅いですよね ^^;)

勉強することが好きではなく、学校の成績も見ると唸ってしまう科目もちらほら…私がつきっきりで教えるとちゃんと理解はできるんだけど、反復演習しないとすぐに忘れちゃうタイプで、そこまでつきっきりになるには時間がありませんでした。

通信教育で、個別コーチが付くというのを利用したこともありますが、プランを立ててくれたり、勉強時間以外で励ましてくれたりするだけだと長女はサボってしまうタイプ。

そして、人見知りで、知らない人が多い場所だと萎縮するタイプでもあり、一般的な塾を考えると胃が痛くなるほど嫌がりました。

そんなこんなで塾に行かずにここまで来てしまったのです。

【体験談】我が家の初めての高校受験。受験・入学にはこれだけのお金がかかりました。

私はもう、「このまま塾に行かずに、今の低迷している成績で行けそうな高校を受験するんだろうな」なんて考えていたんですが、そんなときに長女の「偏差値○○以上の学校に行きたい」と、今の成績から考えると気が遠くなることを言われました。

そして、嫌がっていた塾にも行きたいとも言い始めたけれど、やっぱり大人数のところは嫌だと…そして、自宅だと次女と遊んじゃうから、自習室があるところがいいとも。

ということで、マンツーマンで教えてくれて、自習室もある個別指導塾に通うことにしました。

我が家が通った塾の費用

個別指導の塾に決めたものの、やっぱりグループ指導より高い…と思いました。

家庭教師で有名な企業の経営する個別塾ですが、中学3年生のお月謝は…

週1回120分で26,840円(税込)…!

しかも、120分のうち、先生が付くのは60分間のみで、あとの60分間は自主演習時間です。

自主演習…先生に教えてもらったことをしっかり身に着けるための時間で、大切な時間なのはわかります。
だけど、先生いないのに…!実質1回60分ってことじゃない!?

と思ってしまったりしました…。

しかももう中学3年生の10月。11月半ばには、最後の成績を決める中間試験があるため、週2回通うことに。

結局、週2回分の授業料53,680円と基本料4,950円を足して、毎月のお月謝は58,630円/月

そして、入会金も設定されていましたが(11,000円)、これはキャンペーンで割引でした。(その他キャンペーンで4コマ無料も付けてもらいました)

予想外のお金としては、預かり金26,840円が必要でした。

この塾は2年契約となっていて、2年経たずに解約すると、この預かり金で精算(違約金)となります。

中途解約は前々月の末日締め切りですが、預かり金を中途解約受付月の翌月にお月謝に充当可能とのことなので、しょうがないと納得できました。(解約申込のタイミングが重要です)

そして別途、年末年始(12月30日から5日間)の冬季講習費用が70,708円かかりました。

毎日120分先生が付き、120分の自主演習。それ以外の時間も自習室使い放題です。

なので、我が家の塾の費用は、定額お月謝6ヶ月分と冬季講習代で、総額約43万円となりました。

本当に高い…けれど、数ヶ月だけ試した通信教育を合わせても、中学3年間の塾代が50万円に満たなかったのは少ない方だと思います。

ちなみに6ヶ月だったのは…本当は2月まででよかったので、5ヶ月でよかったんですが、解約の連絡が遅くなり、3月まで通うことに。

でも、受験時に捨て科目にしちゃってた苦手科目があったので、そこを重点的にお願いして高校に備える月にしました。これはこれでよかったと思ってます。

契約するときはいろいろと思うところもありましたが、結果的に長女にこのスタイルは合っていたようで、じっくり勉強することができ、中学の担任の先生もびっくりの実力よりだいぶ上(といっても偏差値で言うと中くらいの学校です)に合格することができました!

実際の受験・入学にかかる費用は…

我が家の第一希望は、神奈川県の公立高校でした。

でも、私立を受けないわけには行かず、併願確約してくださる私立高校1校も受験しました。

なので、合計2校の受験です。

【体験談】我が家の初めての高校受験。受験・入学にはこれだけのお金がかかりました。

ここでかかった費用は、

公立高校

受験料:2,200円
入学料:5,650円

ここまでは共通です。

教科書代:21,282円
体育館シューズ代:3,920円
体操着代:16,090円
制服代:45,430円

ここまで、長女の学校だと必須でかかる金額で、約10万円です。

これ以外に、ベストやセーター・カーディガン、通学靴・バッグ等が随時かかってきました。

私立高校

受験料:20,514円

でした。

本当であれば、入学料+施設料で約37万円が2月中に必要でしたが、併願受験者は申請により公立高校合格発表まで入金を待っていただける制度があったので、上記のみで済みました。

とてもありがたかったです。

高校無償化といえども入学後にかかる費用は多い

入学してからは、学費が必要になってきます。

でも、公立高校の場合は、入学時の提出書類に就学支援金制度の書類があり、年額11万8,800円の授業料については支払うことなく国と学校間で精算してくれます。

文部科学省の高等学校等就学支援金制度のご案内はこちら

私立高校にもこの修学支援金制度はあるんですが、まずは授業料を納めてからの還付となり、一時的とはいえ、入学時に大きなお金がかかってしまいます。還付時期も半年以上後のことがあるようです。

さらに、無償化なのは授業料のみで、それ以外にかかる費用がけっこうあります。長女も公立高校で費用は抑えられるとはいえ、上記のように制服代を支払うときには内心ため息がでました。

高校無償化というからには、もうちょっと授業料以外の部分もどうにかなってほしいものだと思います。

【体験談】我が家の初めての高校受験。受験・入学にはこれだけのお金がかかりました。

入学までの半年間、受験~合格発表までの不安期間はあったものの、それ以外ではピリピリすることなく、受験生のいるわりにはけっこう穏やかに過ごせたね、と子どもたちとも話しました。

次の受験期にもそう笑って言えるように、また子どもたちと日々コミュニケーションをとりながら、試行錯誤していきたいと思います。

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この記事を書いた人

まり子のアバター まり子 Webライター

高校生と専門学生の二児の母

家のルール(門限や友人宅へのお泊まりなど)に関連した親子喧嘩などに悩まされる。コーチングやアサーティブコミュニケーションを学んで活用していたが、子どもたちの気分によってコミュニケーションの技術ではどうにもならず、毎日がっぷり四つの状態だと感じていた。

現在は子ども二人とも落ち着き、子の自立に向けて進路や将来についてよく話し合う日々を送っている。

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